徒然畑

徒然なるままに。

恋愛と物語

生まれてこの方あまり恋愛経験なく今日まで過ごしてきているけど

にもかかわらず、というべきか、だからなのか、というべきか

今やたらと自分の良いと思う恋愛シチュエーションとはなんだろうと考えている。

 

この間母と話していて

「自分の人生でこれだけは大事にしたいと思うものって何?」

と聞かれて

「『自由』だなあ」

と思った時点で、私が恋愛というものさえも自由を脅かすと思って避けてきたのかもなあと気づきはしたが。

かといって恋愛によって得られる胸のときめきだとか、快さとかは、欲しいと思っているという気持ちの表れかもしれない。

人間はつくづく身勝手な生き物だという生き証人。まさに私。

 

それはまあ良いとして。

 

そもそもきっかけは何か話でも描いてみたいなと思ったからだ。

どうせ描くなら自分の好きなシチュエーションを詰め込まないと

飽き性な私には長続きやしないと感じていた。

それで、好きなシチュエーションは何なのだろうかと考えを巡らせていたのだ。

 

ではなぜ恋愛を持ち出したか。

面白いのだ。物語はだいたい恋愛が絡むと面白くなる。

 

人間の感情の揺れ、理屈ではない無根拠な行動、そういったどうしようもない突発的な動きは

大抵物語に躍動感や奥行きをもたらす。

もちろんそれだけでは話が面白くなるわけではないので、

イデアやストーリーの筋道が必要になるが

恋愛はそれ一個のテーマで話が作れてしまうので、何かと便利が良い上に面白い。

しかも、キャラを作った上でそのキャラ達に恋愛というテーマをぶつけさせたとき

どういったリアクションをするかの化学反応が面白くなるという利点もある。

(ただし、そのキャラが難儀なやつだとものがたりの進展が滞って逆に困ることがあるが)

 

まあそんなわけで何が言いたいかというと。

プロットにつまってる。