徒然畑

徒然なるままに。

【No30】UNIQLO AND LEMAIRE

www.uniqlo.com

 
私の愛読ウェブ漫画「服を着るならこんな風に」が突然ガチでユニクロルメールコラボ宣伝したので
(普段は「イニクロ」というユニクロが元ネタのお店で話進むので、本気で誤植かなと思いました)
試しに検索してみたら特設サイトありました。
前からユニクロはウェブ周りで結構面白いことちょくちょくやっていて
カンヌ広告賞で受賞履歴もあるほどなのです。
今回はそんなユニクロルメールとのコラボ特設サイトを分析。
 
(1)情報とページの上手い使い分け
 1ページがメインのレイアウトはコンテンツ量が多くない特設サイトにはよく見られるレイアウトですよね。
で、部分的に別ページに飛べるようにしているのは、集中して読んでほしいところ、見てほしいところだけ。
(ネットショップページ、ルメールコラボについてと宣伝ムービーのところだけ)
スタイルブックとコンセプト紹介については、主に今回のコラボの服紹介に関わるところだから
検索で来た人に真っ先に提示できる情報として表示しているのだと思います。
来訪者が一番気になるのは、「どんな服があるんだろう?」と言うことですからね。
こういった一ページレイアウトは、検索で訪問してきた人にすぐ情報を渡すのにはきわめて利便性が高いです。
その分、数多くの商品や情報を伝えきるには、一ページで収まるのは難しい。
そういう時に、うまーく情報とページの分類を考えるのがデザインの腕の見せ所なのでしょう。
 
(2)ウェブとスマホとの体験の違い
んで、もしかしたらと思ってタブレットとパソコンの方からサイトを見てみたんですが
やっぱりそうだった。ちゃんとタブレットかPCなのかによってサイトの動きが違います。
例えばルックブックの写真。PCではマウスオーバーするだけでシェアアイコンが登場します。
タブレットスマホはマウスオーバーという概念はありません。代わりに、これと近い体験をタブレットで実現させるため
一回写真をタップするとシェアアイコンが出てくるようになっています。
また、PCサイトで常に表示されていたサイドのナビゲーションは、
スマホやPCの場合だと、左上に横線三つアイコンを表示、
タップするとメニューが現れる、と言う風になっています。
現在は、ときにPCからのアクセスではなくスマート端末からのアクセスからの方が多いこともある時代。
そういうことも踏まえて、ユーザーがどのデバイスからアクセスしても使いやすい、かつ機能的であることは、サイトに備わっていて当然の時代になっているようです。
 
今回はあえてサイトのシンプルさなどについての説明はしませんでした。
というのも、最近、こうやって分析するのは楽しいんだけど、
分析してみて気づくことがどーしても毎回同じものに寄ってしまうからです。
自分のレイアウトに対する知識が少ないな〜というのを切実に感じております。
ちょうどいい本も見つけてるので、ここらで一度またレイアウトの知識頭に詰め込も。