徒然畑

徒然なるままに。

【No26】et -motomachi- ウェブサイト

kyoto-paris.net

昨日港の見える丘公園周辺と元町を散策していたのですが
そこで見つけたすてきな雑貨屋さんがここでした。
サイトもあるということでのぞいてみましたら
すてきなサイトでしたのーーー!!!!
なので、今日はこれを分析。

(1)「手作り」「こだわり」を大事にした雰囲気
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おそらく個人経営、あるいは小規模企業のお店だと思うんですが
このお店、一階は京野菜料理屋、二階、三階は雑貨屋さんという風に
1つのお店にコンテンツが二つあるところなんです。
京野菜料理屋は産地直送の野菜を使った料理。
雑貨屋はフランスのパリにて買い付けてきた様々なボタンや手芸品、
京都の服地を使った小物…等々を販売。
ところどころに店主のこだわりが光るお店です。
そのためか、サイトの雰囲気もお店の雰囲気そのまんま表したかのような仕上がりです。
お店の建物のイラスト、フッダー部の京都とパリの建物が並んだシルエット。
植物の葉のアイコンやコラージュ風なアイコン…などなど。
作ることへのこだわりを大事にしたサイトデザインは、
作ることが好きな人に、思わずお店に行きたいと思わせてくれます。

(2)複数のコンテンツをつなぐための設計の工夫
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で、このお店は二つのコンテンツを持っているということもあり
そのコンテンツをそれぞれちゃんと紹介するための工夫も凝らされています。
まず、トップページは料理店と雑貨屋で入口が選べるように。
そして、それぞれのコンテンツの入口のアイコンをクリックすると
新しいタブでページが開くようになってます。
また、コンテンツページごとでサイトのページデザインをちょこっと変えています。
また、それぞれ独立したコンテンツページではあるものの、お店自体は同じ建物の中。
そのため、お互いのコンテンツページに行けるように、
料理屋のページには雑貨屋のリンク、
雑貨屋のページには料理屋のリンクを貼っています。
さらに、お店のアクセスマップは、各コンテンツページに入れてあります。
どちらのコンテンツサイトからアクセスしたとしても、お店の場所は伝わらなければならない大事な要素だからです。
このように、複数の全く種類の異なるコンテンツをもつ企業を紹介する場合
どこで相互のページをつなげるか、共通項目を作るかの配慮は
大事になってきます。

こういうページの構造を利用する場合、
紹介する企業のコンテンツや情報をしっかり分類、整理する必要があります。
ですが逆に言えば、情報の整理さえしっかりしておけば
それぞれのページでそれぞれ独自の個性を出すことも可能なのです。

ひとつまた、ネタがストックできましたん(´ε` )